投資助言サービス担当アナリスト（村石充）が、外国為替市場の状況をお伝えいたします。
※投資助言サービスとは

２７日の米ドル/円は、１５０．７４５円近辺（１７時２０分時点）で推移しています。
実線は、１０日ＥＭＡ（１５０．３１円近辺）がサポート役となり、底固く推移しています。
４時間足チャートで考察すると、実線は１０本ＥＭＡ（１５０．５５円近辺）や２５本ＥＭＡ（１５０．４８円近辺）がサポート役となり、上値を試す展開となっています。
目先は、ボリンジャーバンド２σ下限（１５０．８２円近辺）や直近高値（１５０．９０円）を上抜けるか注目されます。上抜ける場合は、小休止終了から上昇トレンドを再開する可能性が高まります。
これからの時間は、２２:３０に発表される米国の１０-１２月期 四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）に注目が集まります。

ポンド/円は、１９０．７１円近辺（１７時２０分時点）で推移しています。
実線は、１０日ＥＭＡ（１９０．１５円近辺）がサポート役となり、底堅い展開が続いています。
４時間足で考察すると、実線は昨日の相場で１９１．３３円まで上昇しましたが、その後は上値の重い展開を続けていますが、下値は２５本ＥＭＡ（１９０．５８円近辺）を維持している状態です。
これにより、ファスト・ストキャスティクスは、％Ｋが中段保ち合い圏下限に下落していることで、下落一服感が出やすい状態です。
目先は、実線が１０本ＥＭＡ（１９０．１５円）を上抜けて、１０本ＥＭＡが上向きに変化する展開となれば、上昇期待が高まります。

メキシコペソ/円は、８．８２５円近辺（１７時２０分時点）で推移しています。
実線は、１０日ＥＭＡ（８．７９５円近辺）がサポート役となり、底堅い展開が続いています。
４時間足チャートで考察すると、実線は１０本ＥＭＡ（８．８１０円近辺）や２５本ＥＭＡ（８．８０５円近辺）がサポート役となり、下値を切り上げる展開が続いています。
目先は、引き続き直近高値（８．８３５円近辺）を上抜けることができるか注目されます。上抜けできれば、小休止終了から上昇トレンドを再開する可能性が高まります。

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投資助言サービス担当　テクニカルアナリスト　村石

（１７:２５執筆）

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