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【貴金属市場】金標準は、8営業日ぶりに小幅反落

  • 2024/02/28
  • 田澤

(貴金属市場)
28日の金標準は、8営業日ぶりに小幅反落。金標準の中心限月2月限は前日比2円安の9841円。
夜間立会の金標準の2月限は、序盤にNY金の強調地合いによって9851円まで上昇した。しかし、その後はNY金が上値水準を切り下げる動きになると、金標準は9826円まで反落した。NY金の4月限は、序盤に米長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって2049.1ドルまで上昇した。ただ、2050ドル目前で上げ一服の展開となり、その後は低下していた米長期金利は上昇に転じ為替がドル高・ユーロ安基調に転換すると、NY金は2038.1ドルまで崩れた。日中立会の金標準は、NY金が2037ドルまで下値水準を切り下げると、金標準は9820円まで下げ幅を拡大した。しかし、日中の安値をつけてからは、NY金が2040ドル前後の水準まで戻り為替が円安方向に進むと、金標準は9841円まで買い直された。
日中のNY金は、2040ドルを挟んだ動きとなり、明日の1月の米個人消費支出(PCE)物価指数を控え様子見ムードとなっている。米PCEは、インフレ指標として米FRB(連邦準備制度理事会)が重要視している経済指標としていることから、市場では米PCEの結果待ちとなっている。そのため、今晩のNY金は引き続き2040ドルを挟んだレンジ相場の動きが予想される。金標準は、NY金の上値水準の切り下げの動きによって小幅反落している。ただ、為替の円安基調は継続していることから、金標準の下振れは限定的になると見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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