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【海外商品市況】NY金は3営業日ぶりに反発。一方、WTI原油は急落。

  • 2024/02/25
  • 田澤

(NY貴金属)
23日のNY金は、3営業日ぶりに反発。NY金期近4月限は前日比18.7ドル高の2049.4ドル、NY白金期近4月限は4.1ドル高の909.6ドル、NY銀期近3月限は同19.8セント高の2298.2セント。
週末のNY金は、米国の長期金利の低下と為替のドル安基調を背景に反落した。NY金の4月限は、序盤に為替の米長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって2025.4ドルまで下落した。しかし、その後は上昇していた米長期金利が低下すると為替はドル安・ユーロ高基調の動きになり、NY金は上昇基調に転換すると2053.2ドルまで反発した。上昇局面では、中東情勢の悪化懸念も支援材料となった。イスラエルのネタニヤフ政権は、国際社会による一方的な「パレスチナ国家」承認に反対すると宣言した。これによって、一段のイスラエルとイスラム組織ハマスの対立の長期化が警戒された。ただ、高値をつけてからは為替がドル高・ユーロ安方向に戻ると、NY金は引けにかけて2045ドル台まで上げ幅を縮小した。
NY白金も上昇。NY白金の4月限は、序盤に為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって893.9ドルまで下落した。しかし、その後は為替がドル安・ユーロ高基調になり、NY白金は911.8ドルまで続伸した。ただ、高値をつけてからは、為替がドル高・ユーロ安方向に戻ると、NY白金は906ドル台まで上げ幅を縮小した。

NY金4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
23日のWTI原油は、急反落。WTI原油期近4月限は前日比2.12ドル安の76.49ドル、北海ブレント原油期近4月限は同2.05ドル安の81.62ドル。RBOBガソリン3月限は同5.80セント安の227.67セント、NYヒーティングオイル期近3月限は同6.23セント安の268.97セント。
週末のWTI原油は、米国の早期利下げ後退観測からエネルギー需要の鈍化を警戒した動きによって急反落した。WTI原油の4月限は、前日の80ドル目前で上げ一服の展開を継続して、序盤から売りが先行すると78ドル割れの動きとなった。その後も軟調地合いが続き、WTI原油は下げ幅を拡大して76.35ドルまで急反落した。急落局面では、米国の早期利下げ後退観測によって同国の経済成長の鈍感が警戒されると、エネルギー需要の後退が連想されWTI原油は76.30ドル台まで売り込まれた。しかし、安値をつけてからは下げ一服の展開となり、引けにかけて76.50ドル台まで下げ幅を縮小した。

WTI原油期近4月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
23日のシカゴコーンは、3営業日連続で下落。期近5月限は前日比5.00セント安の413.50セント。
週末のシカゴコーンは、潤沢なトウモロコシの在庫を背景に3営業日連続で下値水準を切り下げた。週末のシカゴコーンの5月限は、前年の米トウモロコシ生産高が過去最大規模だったことやブラジルとアルゼンチンの生産見通しの改善が圧迫要因となると続落して、前日の安値417.00セントを下抜けして411.75セントまで安値を更新した。しかし、安値をつけてからは下げ一服の展開となり、引けにかけて413セント台まで下げ幅を縮小した。

シカゴコーン期近5月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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