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【貴金属市場】金標準は、2023年12月4日以来の9800円超え

  • 2024/02/22
  • 田澤

(貴金属市場)
22日の金標準は、5営業日連続の上昇。金標準の中心限月12月限は前日比19円高の9805円。
夜間立会の金標準12月限は、NY金の値崩れによって一時9773円まで下落した。しかし、その後はNY金の戻りと為替の円安基調から、金標準は9790円前後の水準まで下げ幅を縮小した。NY金の4月限は、米FOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨の発表を控えた利益確定の売りが台頭して下落基調になると、その後米FOMC議事要旨の発表後に2030.9ドルまで崩れた。ただ、安値をつけてからは、中東情勢の悪化警戒による地政学的リスクや為替のドル安・ユーロ高基調がNY金の下支えになると、NY金は引けにかけて2036ドル台まで下げ幅を縮小した。日中立会の金標準は、NY金の反発と為替の円安基調によって9807円まで続伸した。
日中のNY金は、為替のドル安・ユーロ高方向の動きが支援材料となって2039.9ドルまで反発している。再び2040ドル付近まで上昇する動きとなっているが、今週に入って2040ドルを超えると上値の重い展開となっている。よって、今晩も2040ドル台から上値の重い動きが警戒されるが、日中の米長期金利は低下して、為替はドル安・ユーロ高方向の動きを継続している。この動きはNY金にとって支援材料となっていることから、目先は前日の高値2043.5ドルを上抜けして取引水準を上げるか注目したい。まだ、2月14日の1996.4ドルの安値からの戻り基調は継続している。金標準は2023年12月4日以来の9800円台まで上昇している。まだ、NY金の堅調地合いや為替の円安基調が継続していることから、金標準の強い動きは続くと見たい。本日9800円を上抜けしたことで、次は9850円を試す動きが想定される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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