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【海外商品市況】NY金は3営業日連続の下落。一方、NY白金は急反発

  • 2024/02/13
  • 田澤

(NY貴金属)
12日のNY金は、3営業日連続の下落。NY金期近4月限は前週末比5.7ドル安の2033.0ドル、NY白金期近4月限は18.9ドル高の897.1ドル、NY銀期近3月限は同17.3セント高の2276.7セント。
週明けのNY金は売り買い交錯する中、続落した。NY金の4月限は、序盤に為替のドル安・ユーロ高方向の動きや米国の長期金利の低下によって2041ドル台まで反発した。しかし、その後は米長期金利が上昇に転じるとNY金は2025.4ドルまで急反落した。ただ、引けにけかけては、再び米長期金利が低下すると、NY金は2035ドル台まで下げ幅を縮小した。本日は1月の米消費者物価指数(CPI)が予定されている。米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に影響を与える指標として注目されていることから、発表までは様子見ムードが想定される。米CPIの発表は、日本時間22時30分となっている。
一方、NY白金は急反発となった。NY白金の4月限は、先週末の軟調地合いを引き継ぎ序盤に878.3ドルまで下落した。しかし、その後はNYパラジウムの上昇や安値拾いの買いによって上昇に転じると900.6ドルまで急反発した。ただ、900ドル台の動きは一時的となり、引けにかけては896ドル台まで上げ幅を縮小した。

NY金4月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金4月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
12日のWTI原油は、6営業日連続の上昇。WTI原油期近3月限は前週末比0.08ドル高の76.92ドル、北海ブレント原油期近4月限は同0.19ドル高の82.00ドル。RBOBガソリン3月限は同2.78セント高の236.73セント、NYヒーティングオイル期近3月限は同4.46セント安の291.96セント。
週明けのWTI原油は売り買い交錯する中、清算値ベースで小幅続伸した。WTI原油の3月限は、序盤に中国や欧米の景気減速懸念によるエネルギー需要の後退を警戒した動きによって75.54ドルまで下落した。しかし、安値をつけてからは、中東情勢の悪化や米国の石油製品の在庫の減少が支援材料になると、WTI原油は77.09ドルまで続伸した。ただ、引けにかけては上げ一服の展開から76.50ドル前後まで上値水準を切り下げた。

WTI原油期近3月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
12日のシカゴコーンは、反発。期近3月限は前日比1.00セントの430.00セント。
週明けのシカゴコーンは、安値拾いの買いによって反発した。シカゴコーンの3月限は、序盤に連日の下落に対するも持ち高調整や安値拾いの買いによって432.75セントまで反発した。しかし、その後は、米国の潤沢な期末在庫とアルゼンチンの天候リスクの後退観測から、売り込まれる展開になると427.75ドルまで安値を更新した。ただ、安値を更新してからは、再び安値拾いの買いが入るとシカゴコーンは432セント台まで買い直された。引けにかけては、上げ一服の動きとなり、430セント台まで上値水準を切り下げた。

シカゴコーン期近3月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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