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【貴金属市場】白金標準は続落して4300円割れ

  • 2024/02/08
  • 田澤

(貴金属市場)
8日の白金標準は、続落。白金標準の中心限月12月限は前日比39円安の4275円。
夜間立会の白金標準12月限は、NY白金の下落基調に反応して序盤から売りが先行すると、4253円まで続落した。NY白金の4月限は、12月のドイツの弱気な鉱工業生産をきっかけに、欧州での自動車触媒としての白金需要の後退が警戒され、884.7ドルまで崩れた。日中立会は、NY白金の一時的な反発と為替の円安基調によって白金標準は4277円まで下げ幅を縮小した。しかし、その後は、NY白金の上値水準の切り下げによって白金標準は4260円台まで売り直される動きも見せた。
日中のNY白金は891.0ドルまで反発したが、その後は885.4ドルまで売り直されている。前日の白金需要の後退を警戒した動きによる下げは一服しているが、日中の為替のドル安・ユーロ高方向の動きは支援材料になっておらず、軟調地合いを継続している。まだ、弱気なファンダメンタルズによる下振れが警戒されることから、目先は1月17日の安値883.2ドルを下抜けするか注目したい。白金標準は、日中に為替の円安基調によって4270円台まで戻りを見せている。ただ、円相場はここ最近は148円台後半で円安基調は一巡する展開を継続しており、白金標準の更なる支援材料になりにくい状況となっている。よって、NY白金の下振れが警戒されることから、白金標準も軟調地合いを維持する動きが想定される。

白金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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