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【貴金属市場】金標準は売り買い交錯する中で、小幅続伸

  • 2024/01/30
  • 田澤

(貴金属市場)
30日の金標準は、小幅続伸。金標準の中心限月12月限は前日比1円高の9637円。
夜間立会の金標準12月限は、序盤にNY金の上昇に反応して9687円台まで上昇した。しかし、夜間の高値をつけてからは、NY金の上げ幅縮小と為替の円高基調によって9609円まで反落した。NY金の2月限は、中東の治安悪化による地政学的リスクの高まりによって2037.2ドルまで上昇したが、その後は為替のドル高・ユーロ安方向の動きが圧迫要因となり2019ドル台まで崩れた。ただ、引けにかけては、為替がドル安・ユーロ高基調に戻るとNY金は2030ドル台まで買い直された。日中立会は、NY金が2032ドル台で推移する中、為替の円高基調が一服すると金標準は9636円まで戻した。しかし、その後はNY金が2029ドル台まで下落すると、金標準は9617円まで売り直された。ただ、NY金の下げは限定的となり、再び2030ドル前後まで上昇すると、金標準は9637円まで戻った。
日中のNY金は、2030ドルを中心とした小幅レンジでの動きとなっている。本日から米国のFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、明日の政策金利の発表やパウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見まで様子見ムードが予想され、NY金は2030ドルを中心とした動きが続くと見たい。金標準は、本日小幅続伸となっているが、NY金と同様に明日の政策金利の発表とパウエル米FRB議長の記者会見待ちとなっており、それまでは9600円台前半での揉み合いの動きが想定される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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