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【海外商品市況】NY金は急反落、一方、WTI原油は急反発

  • 2024/01/04
  • 田澤

(NY貴金属)
3日のNY金は、急反落。NY金期近2月限は前日比30.6ドル安の2042.8ドル、NY白金期近4月限は11.2ドル安の987.1ドル、NY銀期近3月限は同79.6セント安の2315.7セント。
昨日のNY金は、為替のドル高基調を背景に急反落した。NY金の2月限は、欧州取引時間帯前まで為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって2070ドル台で推移した。しかし、その後は為替がドル高・ユーロ安基調に転換すると次第に売られる展開となった。更に、米国取引時間帯に強気な米国の経済指標によってドル高基調が強まると、NY金は2038.3ドルまで急反落した。この日発表された12月のISM製造業購買者担当指数(PMI)は47.4と市場予想の47.1を上回る結果となった。この強気なISM製造業PMIによって為替のドル高・ユーロ安基調が一段と進んだ。ただ、安値をつけてからは、為替のドル高・ユーロ安基調が一服すると、NY金は引けにかけて2050ドル前後の水準まで下げ幅を縮小した。
NY白金も為替のドル高基調が圧迫要因となり続落した。NY白金の4月限は、序盤に1001.3ドルまで上昇した。しかし、1000ドル台の動きは一時的な動きとなり、その後は為替のドル高・ユーロ安基調によって976.2ドルまで続落した。ただ、安値をつけてからは、NY金と同様に為替のドル高基調の一服によって980ドル台後半の水準まで戻りを見せた。

NY金2月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金4月限日足


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(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
3日のWTI原油は、急反発。WTI原油期近2月限は前日比2.32ドル高の72.70ドル、北海ブレント原油期近3月限は同2.36ドル高の78.25ドル。RBOBガソリン2月限は同6.32セント高の215.81セント、NYヒーティングオイル期近2月限は同7.86セント高の260.44セント。
昨日のWTI原油は、中東情勢の悪化によって急反発した。WTI原油の2月限は、欧州時間帯に為替のドル高基調によって69.28ドルまで下値水準を切り下げた。しかし、その後は中東情勢の悪化による供給不安が再燃すると、WTI原油は73.23ドルまで急反発した。イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘が続いている状況の中、レバノンの首都ベイルートでイスラエルのドローン攻撃によってハマス幹部の死亡が確認された。これに対し、ハマスに連帯を示すイスラム教シーア派武装組織ヒズボラが、イスラエルへの報復を示唆した。また、紅海沖で続いている商船攻撃やイラン南東部での2度の爆発などのテロ行為が発生しており、中東情勢の悪化が警戒された。

WTI原油期近2月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
3日のシカゴコーンは、5営業日ぶりに反発。期近3月限は前日比1.50セント高の465.25セント。
昨日のシカゴコーンは、安値更新した後に急反発した。シカゴコーンの3月限は、序盤から前日まで軟調地合いを継続して461.75セントまで直近の安値を更新した。しかし、その後は原油価格の上昇や安値更新したことに対する買い戻しの動きによって466.00セントまで反発した。

シカゴコーン期近3月限日足

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