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【貴金属市場】金標準は、4営業日ぶりに反落

  • 2023/11/02
  • 田澤

(貴金属市場)
2日の金標準は、4営業日ぶりに反落。金標準の中心限月10月限は前日比37円安の9595円。
夜間立会の金標準の中心限月は、序盤にNY金の上昇によって9668円まで続伸した。しかし、高値をつけてからは、NY金の値崩れと為替の円高基調によって9573円まで急落した。しかし、その後、NY金の出直りの動きによって、金標準は9610円台まで下げ幅を縮小した。NY金の12月限は、中東情勢の悪化による安全資産の買いと為替のドル安・ユーロ高基調によって2005.9ドルまで上昇した。しかし、その後は、米FOMCの声明の発表前まで、為替がドル高・ユーロ安方向の戻りに戻ると、NY金は1978.2ドルまで崩れた。ただ、米FOMCの声明後から、為替が再びドル安・ユーロ高基調に戻るとNY金は1991ドル台まで買い直された。日中立会は、為替の円高基調によって、金標準は9578円まで売り直された。しかし、その後は、為替の円安方向の戻りと、NY金の反発によって、金標準は9604円まで下げ幅を縮小した。ただ、引けにかけては、為替の円安方向の戻りが一服すると、金標準は9600円を割れた。
日中のNY金は、反発して1996.0ドルまで上昇している。為替のドル安・ユーロ高基調がNY金の支援材料となっている。前日の米FOMCの声明後から、為替はドル安・ユーロ高基調を維持して、NY金は安値から出直りの動きとなっている。ただ、明日は米国の雇用統計の発表が予定され、米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に影響を与える指標となっているだけに、米雇用統計の結果次第で再び波乱の展開が警戒される。金標準は、為替の円高基調によって反落している。前日から財務省の神田財務官が急速な円安に対する為替介入について発言しており、円相場は上値の重い展開となっている。為替介入となれば、金標準は円高要因によって急落が警戒される。国内は明日から連休となることから、急激な相場変動に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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