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【貴金属市場】金標準は、上場来高値から大幅に上げ幅を削る

  • 2023/11/01
  • 田澤

(貴金属市場)
1日の金標準は、小幅続伸。金標準の中心限月10月限は前日比12円高の9632円。
夜間立会の金標準の中心限月は、為替の円安基調が支援材料となり9743円まで上場来高値を更新した。しかし、高値をつけてからは、NY金の値崩れによって9630円台まで上げ幅を縮小した。NY金は、為替のドル高・ユーロ安方向の動きが圧迫要因となり1987.4ドルまで続落した。日中立会は、NY金が続落して1983ドル台まで下値水準を切り下げると、金標準は為替の円高基調によって9602円まで下落した。しかし、その後は、NY金の下げ一服の動きから9632円まで買い直された。
日中のNY金は、1983.7ドルまで続落している。為替のドル高・ユーロ安基調が引き続き圧迫要因となっている。今晩は、米FOMC(連邦公開市場委員会)の声明とパウエルFRB議長の記者会見が予定されている。市場では政策金利の据え置きがコンセンサスとなっており、パウエルFRB議長の記者会見が注目される。金融引締め継続となれば、NY金の圧迫要因となる。一方、金融引締めが緩和方向に進むのであれば、NY金の反発の動きが想定される。まずは、米FOMCの声明とパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたい。金標準は、夜間の高値から日中では大幅に崩れる動きとなった。為替の円安基調の一服が圧迫要因となっているが、今晩は、NY金と同様に米FOMCとパウエルFRB議長の記者会見の内容次第となっている。よって、思惑での仕掛けは避けて臨機応変での対処が無難としたい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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