★市場ではFOMCでは利上げは見送られるが、日銀政策決定会合では『追加緩和は見送られると思うけど？』サプライズ好きの黒田日銀総裁だからあるかもしれないという不安もあり、ドル/円でも5月3日の105円台半ばまでの突っ込みはなかったものと思われる。また、安倍首相のブレーンの二人も4月はないとの発言だったが、今回は二人とも追加に関する期待発言が出ている。そういう意味でも、16日の日銀政策会合最終日の結果を注目している。英国のEU離脱に関する世論調査が、市場の不安を煽っているように思われる。調査会社によって、『赤上げて、白下げて』のようなバラバラな調査結果となっていることで、ポンドが右往左往してしまい、リスクオン・オフのスイッチが入れ替わる。23日の国民投票の結果が出るまでは、ポンド絡みの動きには注意が必要だ。

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