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ドル/円は結局行って来い相場!
- 2016/06/09
- NYタイム
★欧州市場序盤では、材料難のなか、ドルは全般もみ合い相場となったが、米長期金利の低下に上値が圧迫され、ドル/円は107.00円付近で推移した。その後もアジア市場終盤同様107円挟みの値動きが継続、具体的な材料乏しく積極的に動きづらい状況だった。原油価格の上昇を背景に、対資源国通貨中心にドル売りが進んだ流れにそってドル/円でもドルが売られる展開になった。原油価格上昇にも関わらず、NYダウが伸び悩み、米長期金利の低下でドル売りが継続した。ドル売りが一巡後は、やや下値を切り上げた。市場では『6日安値106.36円が目先下値目処として意識された』との指摘があった。その後はNYダウが底堅く推移したことでドルの買い戻しにつながった。
NY市場では、米6月FOMCで利上げが見送られるとの観測が強まり全般ドル売りが優勢となった。ただ、原油価格上昇したことや、米4月JOLT求人件数が過去最高水準に達したことを受け、NYダウも堅調推移したことでドルの買い戻しにつながった。