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ドル/円は110円台前半でランダムウォーク!
- 2016/05/26
- NYタイム
★欧州序盤までは、新規材料に乏しいなか、110.00円を挟んだ狭いレンジ取引が続いた。市場全体に伊勢志摩サミットの結果を見極めたいとの雰囲気もあり、方向感が出難い動きとなっていた。その後米長期金利の上昇を受け堅調推移となった。欧州株の全面高を受け、ややリスク選好的な動きが広がるなか、米6月利上げを見込んだドル買いが強まった。ポンド/円が戻り売りにやや押されたことや、米長期金利の上昇が一服したことでもい合い相場となった。欧州株が底堅く推移したことや日経平均先物が200円超上昇したことを受けリスク選好の動きが強まった。ただ、23:35に110.44円まで上昇したが、20日高値110.59円が意識されると上値が重くなった。株価の上昇一服や米長期金利が低下に転じたことも重しになった。利益確定売りに押されたが、110円手前では押し目を拾う動きも見られ底堅い展開となった。その後、原油価格の上昇に伴い対資源国通貨中心にドル売りが進んだ影響から110.05円まで値を下げる場面もあった。