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G7失望も伊勢志摩サミットへの期待感が下支え

  • 2016/05/23
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

日経平均株価は、3営業日ぶりに反落し、前週末比81円75銭(0.49%)安の1万6654円60銭で取引を終了した。21日に閉幕したG7会議で目新しい材料が出なかったために、失望的な売りが優勢となった。また、ドル高基調の一服感も市場心理の悪化につながった模様だ。下げ幅は一時320円となったが、26~27日に伊勢志摩サミットを控え、政策期待が相場を下支えし、下げ幅を縮小させた様だ。また、20日のNY原油先物6月限が0.9%安の1バレル=47.75ドルと下落したこともリスクオフムードを高めた模様だ。アジア時間23日午後の時間外取引でも安い。
JPX日経インデックス400は反落し、前週末比45.52ポイント(0.38%)安の1万2090.65で終了。TOPIXも反落し、4.72ポイント(0.35%)安の1338.68で終えた。東証1部の売買代金は概算で1兆7092億円と、今年最低を更新。3営業日連続で売買代金が2兆円を下回ったのは、3月25~29日以来およそ2カ月ぶり。売買高は17億3082万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1018と全体の52%強を占め、値上がりは773、変わらずは162銘柄だった。
OSE日経も下落し、テクニカル面では、長い下ヒゲのある陰線引いた。年始からの下落相場で累積売買代金が膨らんでいるのは16800円から17200円の価格帯レベルを強いレジスタンスラインとして意識されそうだ。サポートラインでは、75日線(16553円)や、90日線(16636円)、13週線(16606円)などが想定される。

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