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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 パウエル米FRB議長の発言受けドル買い優勢に!

  • 2022/09/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、143.80円台にドルが持ち直した。なお、主要株価指数は高安まちまちで取引された。財務省・日銀・金融庁の3者会合後に神田財務官からの発言が伝わると、一時143.47円まで日中安値を更新したが、直ぐに143.80円台まで切り返すなど、相場は神経質な動きが続いた。欧州市場中盤の取引では、ECB政策決定発表とFRB議長発言と言った重要イベントをこの後に控えて様子見ムードが強まる中、ドルは全般もみ合い商状となった。米長期金利が3.23%台まで再び低下した影響もあり、戻りの鈍い展開となった。

 

新規失業保険新鋭件数が予想を下回ったことで、米利上げ継続にドル買い戻しが優勢になった。パウエル米FRB議長が積極的な利上げ姿勢を示したことも米債売り・ドル買いにつながった。日中高値から調整の動きが意識された。米長期金利が3.3%台まで上昇したことを受けてじり高の展開になった。NY午後に入ると、新規材料難から144円を挟んで方向感が出なかった。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:22.2万件(予想:23.5万件、前回:22.8万件←23.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:147.3万人(予想:143.8万人、前回:143.7万人←143.8万人)
・米・7月消費者信用残高:+238.11億ドルル(予想:+320.00億ドル、6月:390.58億ドル←+401.54億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は143.28-144.41円のレンジ

・ECB理事会では75bpの大幅利上げを実施

・ラガルドECB総裁発言から利上げが継続するとの観測が後退

・財務省・日銀・金融庁の3者会合で円安を強くけん制

・パウエル米FRB議長が積極的な利上げ姿勢を示すとドル買いが優勢

・VIX指数は24.64から23.61へ低下

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