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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 145.00円の手前で失速し調整色強まる!

  • 2022/09/08
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、ユーロが堅調に推移した。ドル/円は144.00円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。なお、欧州株主要株価指数は軟調に推移した。米長期金利が3.31%台に低下となったことが、引き続き下押しらしい下押しもなく、前日大幅ドル高水準の144.00円近辺でドル上昇基調を維持した。欧州市場中盤の取引では、円売り圧力は根強く、円全面安の流れが持続、144.20円台と24年ぶりドル高値圏を維持した。NY早出勢が参入し始める時間帯になると、円売りが一段と進行した。特に新規の買い材料が伝わったわけではないが、上値を試す動きが再開した。一時144.99円まで上昇したが、心理的節目の145円大台を前にいったん足踏みとなった。

 

バリアオプションの防戦売りに上値を抑えられた。心理的節目である145円を前に足もとで急速に上昇したこともあり、調整色が強まった。米長期金利が3.28%まで低下するとドルが反落した。米長期金利の低下が引き続き重しとなり、ドル売りが継続した。天然ガスや原油などエネルギー価格の急落を受けてユーロ/ドルが上昇した影響からドルの上値の重い展開が継続した。ベージュブックで成長や物価上昇ペースの緩和となると、米長期金利が3.25%まで低下したことでドル買いも後退した。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・4-6月期GDP確定値:前年比+4.1%(予想:+3.9%、改定値:+3.9%)
・ユーロ圏・4-6月期GDP確定値:前期比+0.8%(予想:+0.6%、改定値:+0.6%)

 

・米・7月貿易収支:-707億ドル(予想:-702億ドル、6月:‐809億ドル←-796億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は143.66-144.99円のレンジ

・欧州の天然ガスが急落でユーロ買い戻し

・日米の金融政策の違いが意識され円売り優勢

・145円手前ではポジション調整目的のドル売り

・バリアオプションの防戦ドル売りとの声も

・米長期金利低下でドル売りが優勢に

・VIX指数は26.91から24.64へ低下

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