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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 日米の金融政策の違いが意識され円売り加速!

  • 2022/09/07
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が3.27%台に上昇幅を拡大したほか、NYダウ先物も260ドル超高まで上値を伸ばしたことを眺めドル買い・円売りが強まった。欧州市場では、米長期金利の先高観からドル買い地合いが続き、ドル/円は高値圏でもみ合いとなった。米長期金利が3.25%近辺に上昇を縮小したことを背景に、ドルは全般上げ渋る展開になった。なお、欧州株は持ち直し、独DAX指数も0.9%高で堅調推移となった。日米金利差の拡大に対する思惑などから円売り圧力が強まり、日中高値を更新した。

 

連休明けのNY勢がドル買いで参入したこともあり、再び上値を試す展開になった。8月米ISM非製造業指数が56.9と予想の55.1を上回ると全般ドル買いが活発化した。8月米ISM非製造業指数が強い結果となったことで、米FRBが高インフレ対処の積極的な利上げを景気減速させることなく長期にわたり実施することが可能となる新たな証拠となったことで円売りが加速した。一時143.07円と1998年8月以来約24年ぶりの高値を更新した。NY午後に入ると次第に値動きが鈍くなったが、依然として142円台後半とこの日の高値圏で推移した。

 

★欧米主要経済指標

・英・8月建設業PMI:49.2(予想:48.1、7月:48.9)

 

・米・8月ISM非製造業景況指数:56.9(予想:55.3、7月:56.7)
・米・8月サービス業PMI改定値:43.7(予想:44.2、速報値:44.1)
・米・8月総合PMI改定値:44.6(速報値:45.0)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は141.17-143.07円のレンジ

・8日のECB理事会では0.75%の利上げ実施観測高まる

・日米の金融政策の方向性の違いが意識され円売り・ドル買い優勢

・8月米非製造業指数が予想を上回ったことで全般ドル買い

・米10年債利回りは一時3.3531%前後と6月16日以来の高水準

・米国株は金利上昇を警戒した売りが強まり続落

・VIX指数は25.99から26.91へ上昇

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