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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 良好な米経済指標受けドル買い強まる!

  • 2022/09/02
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、独長期金利の上昇を背景にユーロ売り戻しの動きは一巡となった。米中長期金利が若干低下すると139.14円付近まで下押ししたが、米金利が小幅ながらも上昇し始めると139.30円台まで持ち直した。欧州市場で底堅い値動きとなり、139円付近に下げた後は小幅に戻した。米・独長期金利が伸び悩み、上昇幅を縮小したことを受け、139.07円付近で上値の重い展開になった。対ユーロでドルが強含んだことや、米長期金利が3.18%台から3.2%まで戻したこともが下支えとなった。

 

新規失業保険申請件数が予想を下回り米雇用改善により米FRBの大幅利上げ観測が強まりドル買いが優勢になった。米長期金利が3.26%台まで上昇したことを眺めながら139.70円付近まで上昇したが、米金利が上昇幅をやや縮めると買いが一服した。発表された米8月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことで、米FRBの大亜h場利上げ観測の強まりにドル買いが優勢になった。140円台の大台乗せの一時的な達成感が出やすいうえ、雇用統計を控えての売買調整の様相から高値140.22円から調整感が台頭した。高値更新後の調整の動きも限られ、再び140円台を回復した。140円台で底堅く推移し、140.23円までわずかに高値を更新した。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・7月失業率:6.6%(予想:6.6%、6月:6.7%←6.6%)
・英・8月製造業PMI改定値:47.3(予想:46.0、速報値:46.0)

 

・米・先週分新規失業保険申請件数:23.2万件(予想:24.8万件、前回:23.7万件←24.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:143.8万人(予想:143.8万人、前回:141.2万人←141.5万人)
・米・4-6月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率-4.1%(予想:-4.3%、速報値:-4.6%)
・米・4-6月期単位労働コスト改定値:前期比年率+10.2%(予想:+10.5%、速報値:+10.8%)
・米・8月製造業PMI改定値:51.5(予想:51.3、速報値:51.3)
・米・8月ISM製造業景況指数:52.8(予想:51.9、7月:52.8)
・米・7月建設支出:前月比-0.4%(予想:-0.2%、6月:-0.5%←-1.1%)
・米・8月製造業PMI改定値:51.5(予想:51.3、速報値:51.3)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は139.05-140.23円のレンジ

・高インフレの長期化と金融引き締めによる英景気後退懸念

・米経済指標の上振れで米金利の上昇とともにドル買い

・米国株は短期的な戻りを期待した買いが強まる

・VIX指数は25.87から25.56へ低下

 

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