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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 良好な経済指標受け米長期金利上昇でドル買い優勢に!

  • 2022/08/31
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、ユーロ/スイスのクロス取引でユーロ買い・スイス売りの動きが加速した。ユーロ相場が中心となったため、ドル/円自体は138円台半ばを中心に方向感が出なかった。一時は136.80円台まで持ち直す場面もあったが、米長期金利が3.05%台まで低下したことで日通し安値を更新した。短期筋のロングの投げも出ていた。欧州市場では138.10円台まで下げたが、その後はやや値を戻した。米長期金利の低下でドル売りが強まり下押しした。

 

米2年債利回りが上昇したほか、米長期金利も3.08%台まで低下幅を縮めたことが支えとなり、138円割れを死守すると下値を切り上げた。米住宅価格指数は予想下振れもドルはじり高となった。その後発表された米8月CB消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったほか、米労働省の7月雇用動態調査求人数が予想を上回ったことからドル高反応で上昇した。米長期金利が一時3.1436%前後と約2ヵ月ぶりの高水準を付けるとドル買いが活発化した。一時139.08円まで上昇したものの、その後はドル買いの流れが一服したことに伴って138.60円台まで伸び悩んだ。NYダウが一時450ドル超安まで下げ幅を拡大する場面もあったが、相場への影響は限られ、138.70円を挟んで小動きとなった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・8月景況感指数:97.6(予想:98.0、7月:98.9←99.0)
・英・7月住宅ローン承認件数:6.38万件(予想:6.20万件、6月:6.32万件←6.37万件)

 

・米・6月FHFA住宅価格指数:前月比+0.1%(予想:+0.8%、5月:+1.3%←+1.4%)
・米・6月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+18.65%(予想:+19.20%、5月:+20.51%←+20.50%)
・米・8月消費者信頼感指数:103.2(予想:98.0、7月:95.3←95.7)
・米・7月JOLT求人件数:1123.9万件(予想:1037.5万件、6月:1104万件←1069.8万件)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は138.01-139.08円のレンジ

・欧州の天然ガス価格の下落を受けユーロ買い先行

・米住宅関連の指標が予想を下回りドルの重し

・8月米消費者信頼感指数が大幅に予想を上回ると米長期金利上昇

・VIX指数は26.1と前日と変わらず

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