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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル底堅い展開!

  • 2022/08/25
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州株が全面安で推移する中リスク回避を受け、136円台半ば近辺で上値の重い展開となった。なお、英FTSE100は0.90%安、独DAXは0.5%安で軟調に推移した。欧州株が下げ幅を縮小、NYダウ先物も小幅反発に転じたが、円高地合いが持続した。米長期金利が3.02%台まで低下したことが重しとなり、日中安値を付けた。米長期金利が3.04%台に持ち直したことに連れ下げ幅縮小した。

 

7月米耐久財受注額は前月比で横ばいと予想の+0.6%を下回った半面、輸送用機器を除くが前月比で若干予想を上回る結果となり、強弱マチマチの結果に136.70円前後で方向感がない展開となった。米FRBパウエル議長が金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を強まる可能性が意識されて日本円を含めドル買いを誘った。米長期金利が一時3.102%前後と6月30日以来の高水準を付けるとドル買いが優勢になった。ロンドンのフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されたと指摘があった。その後、ロンドンフィキシング付近のドル売りが一巡すると戻りを試す展開になった。米2年債に続き5年債入札も低調でドル/円は高値圏で推移した。対ドルで各通貨が戻したことから、ドル/円は137円付近で方向感が出なかった。

 

★欧米主要経済指標

・米・7月耐久財受注速報値:前月比0%(予想:+0.8%、6月:+2.2%←+2.0%)
・米・7月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.3%(予想:+0.2%、6月:+0.3%←+0.4%)
・米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.7%(予想:+0.5%、6月:+0.8%←+0.7%)

・米・7月中古住宅販売成約指数:前月比-1.0%(予想:-2.6%、6月:-8.9 %←-8.6%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は136.13-137.24円のレンジ

・ユーロ圏の深刻なエネルギー危機で域内景気の悪化を懸念

・ロンドンのフィキシングに絡んだドル売りフローが観測

・米10年債利回りが一時3.1244%前後と6月29日来の高水準

・VIX指数は24.11から22.82へ低下

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