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ドル/円日足では雲の下限を意識!
- 2016/05/19
- NYタイム
★ドル/円の日足では、FOMC議事録要旨を受けて110円台を約3週間ぶりに回復してきた。ただ上値には一目均衡表の雲の下限となる110.368円を意識した動きとなりそうだ。本邦輸出企業の想定為替レートを110円に修正していることから、上値が重くなると為替予約が入りやすくなる。ただ、トレンド的には、遅行線がロウソク足を上抜けしてきたことや転換線が緩やかに上昇しているので上昇トレンドとなっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインに向かってMACDとシグナルがゴールデンクロス上向きとなっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%Kと%Dは上向きを維持しており、まだ過熱感がない。ここから注目することは、MACDがゼロラインまで到達した際に、ストキャスティクスに過熱感が出ていると、MACDが上値抵抗ラインとなるゼロラインリバーサルには注意が必要となる。特にMACDがゼロラインに到達した際にストキャスティクスが下向きになっていたら下落基調となりやすい。