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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 良好な米7月雇用統計受けドル買い加速!

  • 2022/08/06
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米雇用統計の結果に注目が集まる中、ドルは前日比小幅高水準で底堅く取引された。なお、欧州主要株価指数は高安まちまち、米長期金利は2.68%台に小幅低下した。欧州主要株価指数が小幅安で軟調に推移していることを受け、円買いの動きが優勢となり、133.00円近辺に下押しした。中国外務省が『ペロシ米下院議長の台湾訪問に対して制裁を科す』と表明したこと、米長期金利が2.68%台で推移していることなどじり安が継続した。欧州市場では、ドルは持ち直す展開となった。欧米株価指数は軟調ながら一段安は回避し、円買いは一服した。

 

好調な米7月雇用統計を受けて、米長期金利が一時2.8%台まで上昇したことで、ドルが急伸した。米FRBの大幅利上げ観測を再度織り込むドル買いが加速した。CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する『フェドウオッチ』によると、9月20-21日のFOMCでは0.75%の利上げ確率が70%近辺まで上昇し、0.50%の利上げを予想する確率が30%近辺まで低下で、ドル/円は上値を試す展開になった。ドル高の流れが継続し、135.50円まで高値を更新した。その後は米長期金利の上昇が一服したこともあり、ドル買いも一段落する底堅い展開が継続した。値幅は縮小したが、135円前半で下値の堅い動きが続いた。

 

★欧米主要経済指標

・米・7月非農業部門雇用者数:前月比+52.8万人(予想:+25.0万人、6月:+39.8万人←+37.2万人)
・米・7月平均時給:前年比5.2%(予想:+4.9%、6月:+5.2%←+5.1%)
・米・7月失業率:3.5%(予想:3.6%、6月:3.6%)
・米・6月消費者信用残高:+401.54億ドル(予想:+270.00億ドル、5月:+237.93億ドル←+223.47億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は132.84-135.50円のレンジ

・7月米雇用統計が予想を大幅に上回る良好な結果

・FRBが積極帝な金融引き締めを維持するとの見方

・9月20日-21日のFOMCでは0.75%の利上げ確率が約70%へ上昇

・VIX指数は21.15から21.44へ上昇

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