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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中の緊張感の高まりからリスク回避の円買い!

  • 2022/08/02
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州主要株価指数が堅調に推移、米長期金利も2.68%台に上昇となったことを背景に、円買いの流れが後退した。主要通貨に対してドル売り圧力が持続する中、ドル/円の戻りも弱く再軟化した。欧州市場では、ドル全面安基調が持続する中、132.00円を割り込み日中安値を更新した。米株式先物のマイナスが続き、欧州株式市場で主要指数は高安まちまちながら、クロス円は円買いに振れやすく、ドルの戻りを抑える要因になった。

 

米長期金利が2.68%付近まで上昇したことで、一時132.50円付近まで反発した。しかし、NYダウ先物が100ドル超下落したことで上値は限定的だった。ペロシ米下院議長が台湾訪問で地政学リスクの上昇から円買いが優勢になった。7月米ISM製造業景気指数が予想を上回るとドル買いが強まったが戻りは限定的だった。米景気減速への懸念や台湾情勢への警戒感から円買い・ドル売りが優勢になった。米長期金利の低下や米中の緊張感の高まりへの懸念で131.55円付近まで下押し、下げは一服するも、戻りは鈍かった。131.99円を戻り高値に131円後半で戻りの鈍い動きが続いた。米長期金利の低下傾向が再開され、じり安歩調の展開で日中安値圏で推移した。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・6月失業率:6.6%(予想:6.6%、5月:6.6%)
・英・7月製造業PMI改定値:52.1(予想:52.2、速報値:52.2)

 

・米・7月ISM製造業景況指数:52.8(予想:52.0、6月:53.0)
・米・7月製造業PMI改定値:52.2(予想:52.3、速報値:52.3)
・米・6月建設支出:前月比‐1.1%(予想:+0.3%、5月:+0.1%←-0.1%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は131.55-132.66円のレンジ

・米景気減速への懸念が根強く米長期金利低下

・FRBの大幅な利上げペースの後退観測

・台湾情勢への警戒感からリスク回避の円買い

・VIX指数は21.33から22.84へ上昇

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