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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中長期金利上昇でドルは底堅く推移!

  • 2022/07/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、2日間の日程で開催される米FOMCを控え、ドルは主要通貨に対して小幅レンジ内でもみ合い商状となった。米長期金利と独長期金利の低下を背景に、136.50円台に小反落した。なお、欧州主要株価指数は高安まちまち、日経先物は10円高の小幅反発した。独長期金利が低下幅を広げたことを背景に、ユーロ/ドルはが前日安値を下抜けると、ドル/円も136.60円近辺でドルが下げ渋りとなった。米長期金利も2.75%台まで低下するなかで、ドル/円も伸び悩む展開になった。

 

米5月FHFA住宅価格指数が予想を下回る結果を受けると、米長期金利も2.72%前後へ低下したこともありドルが反落した。6月米新築住宅販売件数や7月米消費者信頼感指数など弱い内容が目立ったものの下押しは限られ、米長期金利が2.74%台まで低下幅を縮小するにつれて持ち直した。ユーロ/ドル及びユーロクロスが動きの中心となったことで、ドル/円は商いが低調でもみ合いとなった。米長期金利が2.79%台まで上昇したことで、小高く推移した。もっとも、欧州引け後は翌日に米FOMCの結果を引けていることもあり値動きも小幅になった。米中長期金利が上昇する中、本日高値を付けるなど、鈍い動きながらNY市場は終始堅調地合いを保った。

 

★欧米主要経済指標

・米・5月FHFA住宅価格指数:前月比+1.4%(予想:+1.5%、4月:+1.5%←+1.6%)
・米・5月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+20.5%(予想:+20.60%、4月:+21.22%←+21.23%)
・米・7月リッチモンド連銀製造業指数:0(予想:-17、6月:-9←-11)
・米・7月消費者信頼感指数:95.7(予想:97.0、6月:98.4←98.7)
・米・6月新築住宅販売件数:59万戸(予想:65.5万戸、5月:64.2万戸←69.6万戸)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は136.28-96円のレンジ

・露ガスプロム社がドイツへのガス供給を削減すると発表

・天然ガス高騰を背景とした欧州景気減速懸念が再燃

・ウォールマートの利益見通し下方修正でNYダウ先物軟調

・米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ち

・VIX指数は23.36から24.69へ上昇

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