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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米景気減速懸念から米長期金利低下でドル売り!

  • 2022/07/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、7月の独・仏PMIの低調な結果を受け、独長期金利が大幅低下となる中、ユーロ売りが全般優勢になった。節目の138円を前に戻り売りに押されると米長期金利の低下も重しに137.50円前後まで上げ幅を縮めた。米長期金利が2.80%近辺に低下となったことを受け、137.40円台近辺で伸び悩んだ。その後も、欧州市場序盤からの売りの流れが継続した。米長期金利が低下幅を拡大したこともドル売りにつながった。欧州のリセッション懸念に伴う欧州長期金利の大幅低下につれて米長期金利も2.79%付近まで低下幅を広げたことで節目の137円を離婚だ。

 

週末とあって持ち高調整のドル売りも重なって下げ足を速めた。7月米PMI速報値は製造業こそ市場予想を上回ったものの、サービス部門は47.0と予想の52.6を大きく下回ったことを受け、米長期金利が2.73%台まで低下したことに伴いドル売りが強まった。一時2.72%台まで低下した米長期金利が2.80%台まで低下幅を縮めたことでドル/円も買い戻しが入った。米長期金利の急変動を受けた動きが一巡すると136.10円を挟んだ水準でのもみ合いに転じた。一時NYダウが300ドル超安めで下げ幅を拡大したことをながめ、リスク回避目的の円買いが進んだ。

 

★欧米主要経済指標

・英・7月製造業PMI速報値:52.2(予想:52.0、6月:52.8)
・英・7月サービス業PMI速報値:53.3(予想:53.0、6月:54.3)
・英・7月総合PMI速報値:52.8(予想:52.4、6月:53.7)

 

・米・7月製造業PMI速報値:52.3(予想:52.0、6月:52.7)
・米・7月サービス業PMI速報値:47.0(予想:52.7、6月:52.7)
・米・7月総合PMI速報値:47.5(52.4、6月52.3)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は135.54-137.76円のレンジ

・独・仏の7月PMI速報値の悪化でユーロ圏景気の先行き警戒感

・ドラギ伊首相の辞任表明を受けて伊政局不安が高まる

・7月米PMI速報値で総合とサービス部門が予想を下回る

・米10年債利回りが一時2.72%台まで急低下するとドル売り

・VIX指数は23.11から23.03へ低下

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