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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル買い優勢に!

  • 2022/07/20
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、一連のECB関連報道を受け、欧州債利回りが急上昇したことに連れ、ドル売りが全般優勢になった。なお、欧州主要株価指数は全面安で推移した。米長期金利も2.99%台に上昇したことを受け、137.80円近辺で下げ渋りもみ合いとなった。欧州市場では、ユーロ/ドルの上昇に主導されたドル全面安の流れが持続した。なお、欧州株は持ち直し、英FTSEは小幅プラス圏に転じた。21日のECB会合の0.5%利上げを織り込むユーロ買いに対するドル軟化が重しとなりじり安となった。

 

米国株相場が高く始まったほか、ロシアと欧州を結ぶガスパイプラインについて、定期メンテナンスが終了する21日にガス供給が再開される見通しとの一部報道で、投資家心理改善につながり円売り・ドル買いが継続した。米長期金利が2.98%台から3.03%台まで再び上昇したことや、NYダウが600ドル超高まで上昇するなど一段と株高が進んだことが相場の支えとなった。NYダウが上昇幅を拡大する中、投資家リスク選好意識による円売りの流れが継続し、138.24円付近まで下値を切り上げた。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・6月消費者物価指数改定値:前年比+8.6%(予想:+8.6%、速報値:+8.6%)
・ユーロ圏・6月消費者物価コア指数改定値:前年比+3.7%(予想:+3.7%、速報値:+3.7%)

 

・米・6月住宅着工件数:155.9万戸(予想:158.0万戸、5月:159.1万戸←154.9万戸)
・米・6月住宅建設許可件数:168.5万戸(予想:165.0万戸、5月:169.5万戸)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は137.32-138.24円のレンジ

・今週のECB理事会で0.5%の利上げをより真剣に検討との報道でユーロ買い

・ノルドストリーム1が21日にガス供給が再開される見通しとの一部報道

・米10年債利回りが3.03%台まで上昇したことなどが相場の支援材料

・FRBの急激な利上げ観測が後退するなか米国株に買いが集まり大幅上昇

・VIX指数は25.30から24.50へ低下

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