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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル買い戻し!

  • 2022/07/08
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引の取引では、欧州主要株価指数が全面高で推移する中、リスク許容度の改善を受け、円売りが優勢になった。米長期金利が上昇に転じ2.94%台まで上昇したことや、NYダウ先物の堅調な動きも支えに136.20円前後まで上昇した。米長期金利の上昇が一服する中、欧米株の上昇を受けたリスク選好によるドル安地合いが持続してドルが上げ渋った。米長期金利が低下に転じ、一時2.90%台まで低下したことを受けてドル/円が失速した。

 

新規失業保険申請件数が事前予想を上回り米雇用情勢の悪化が示唆されたが材料視されずもみ合う展開に終始した。5月米貿易収支や米新規失業保険申請件数は予想より弱い結果となったものの、相場の反応は限られた。米長期金利が7月1日以来となる3.01%台まで上昇したことで、ドルは強含み136円台を回復し底堅く推移した。米FRBウォーラー理事が7月会合で0.75%利上げ、9月会合で0.5%の利上げを支持したことを受け米長期金利が3%台へ上昇するとドル買いも強まった。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:+23.5万件(予想:23.0万件、前回:23.1万件)

・米・失業保険継続受給者数:137.5万人(予想:132.8万人、前回:132.4万人←132.8万人)
・米・5月貿易収支:-855億ドル(予想:-847億ドル、4月:-867億ドル←-871億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は135.56-136.22円のレンジ

・エネルギー高が欧州の景気を冷え込ませるとの警戒感

・ジョンソン英首相辞任で中期的に政治が安定するとの期待

・米長期金利の様相に伴いドル買いが強まる

・ウォーラー米FRB理事が利上げに関するタカ派発言

・VIX指数は26.73から26.08へ低下

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