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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 良好な米経済指標受けドル買い優勢に!

  • 2022/07/07
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、ドイツ10年債金利が伸び悩むに連れてユーロ買い戻しは一巡した。ドル/円も戻り売りに押されて135.37円前後でドル安地合いが持続した。なお、欧州主要株価指数は反発した。米長期金利が2.8%台に失速となったことを背景にドルが再下落した。ユーロ圏の小売売上高が前月比で予想を下回ったことで、米金利は低下したものの、ドルにリスク回避の買いが入り主要通貨は対ドルで下落基調になった。米長期金利が2.82%台に持ち直したことにドルが下支えされ下げ渋った。

 

米長期金利が2.74%台まで低下幅を広げたことで節目の135円を割り込んだ。134円台では押し目を拾いたい向きも多く、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。6月米サービス部門・総合PMI改定値が速報値から上方修正され、6月米ISM非製造業が予想を上回ったこともドル買いを促し、一時136.01円と日通し高値を更新した。一時2.92%台まで上昇した米長期金利だが、上昇の勢いが弱まったことで、135円後半でもみ合いとなった。FOMC議事要旨が公表されたが、サプライズとなるような新味のある内容はなく、ドル/円はもみ合う展開となった。米金利が徐々に上昇するとドル/円も堅調に推移し、一時135.99円前後までじり高となり、日通し高値に迫った。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・5月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.4%、4月:-1.4%←-1.3%)
・英・6月建設業PMI:52.6(予想:55.0、5月:56.4)

 

・米・6月サービス業PMI改定値:52.7(予想:51.6、速報値:51.6)
・米・6月総合PMI改定値:52.3(予想:51.2、速報値:51.2)
・米・5月JOLT求人件数:1125.4万件(予想:1100.0万件、4月:1168.1万件←1140.0万件)
・米・6月ISM非製造業景況指数:55.3(予想:54.0、5月:55.9)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は134.93-136.01円のレンジ

・エネルギー供給不安などから欧州の景気後退懸念強まる

・1ユーロ=1ドルのパリティ割れを見込む声が増加

・6月米ISM非製造業指数が予想を上回ったことでドル買い

・FOMC議事要旨公表後に米長期金利が上昇しドル買い

・VIX指数は27.54から26.73へ低下

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