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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米国市場休場でもドルが底堅い展開!
- 2022/07/05
- NYタイム
★欧州市場序盤の取引では、欧州株高を背景に円売りの動きが活発となったが、欧州株が伸び悩み独DAX指数が一時マイナス圏に転じる中、円売りの流れは一巡した。欧州株は小幅高だったが、世界的な景気後退入りへの懸念からリスク回避的な円買いが優勢になった。バイデン大統領が今週中にも中国関税引き下げを発表するとの観測報道を受け、リスク選好の円売りが進行した。一時135.55円前後で日中高値を更新した後、株高が一服となるに連れてドルあ軟化した。
NYダウ先物が下げ幅を縮小したことでドル/円は堅調推移した。その後も、米国市場が独立記念日で休場だったため、市場参加者が減少し商いは低調だったが、一時135.77円と日通し高値を付けた。ドル/円は上値を追いかけることはできなかったが、下げることもできず底堅さを保った。米市場参加者が不在ということもあり、135.70円近辺でこう着相場となった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・5月生産者物価指数:前年比+36.3%(予想:+36.6%、4月:+37.2%)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は135.26-77円のレンジ
・ECBの金融引き締めがユーロ圏経済の成長鈍化の警戒感強い
・独長期金利など欧州長期金利が上昇幅を縮小でユーロの重し
・バイデン大統領が中国の関税引き下げは発表する可能性
・米国市場が独立記念日で休場だったため商いは低調