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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 月末・期末絡みのドル需要の高まりが意識!

  • 2022/06/29
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利の動きを睨んだ展開となり、米長期金利は3.23%台に上昇上昇幅を広げたこともに連れて135.83円レベルに続伸となった後、米長期金利の上昇が一服となると、135.70円台を中心にもみ合い推移した。米長期金利が3.22%台に上昇して3.20%台へ低下する動きの中で、ドル買い先行後、ドル売りが優勢になった。しかし、株高・原油高をは池にリスク選好の円売りが優勢となる中、米長期金利の上昇も支えに136円台回復に迫った。NY勢本格参入を控え、米長期金利の上昇を背景にドル高・円安の動きが進行した。市場では28日がスポ末のため、月末・四半期末・半期末に向けた値動きが注視された。

 

一時136.29円まで上昇した後、一旦売りに押されるも、売り戻しが136円前後にとどまると全般ドル買いが強まった。ウィリアム米NY連銀総裁がリセッションを予想せずと言及すると米長期金利が再上昇したことでドル高値を探る展開になった。NYダウが400ドル超高から200ドル超安まで売られたほか、米長期金利が低下に転じたことが重しになった。米7年債入札が低調だったことで金利が上昇するとドルは底堅い展開になった。NYダウが470ドル超まで下げ幅を拡大するなど米株は軟調だったものの、ドル/円の影響は米長期金利が高止まりしたことで限定的となった。

 

★欧米主要経済指標

・米・5月卸売在庫速報値:前月比+2.0%(予想:+2.1%、4月:+2.3%←+2.2%)
・米・5月前渡商品貿易収支:‐1043億ドル(予想:-1048億ドル、4月:-1067億ドル←‐1059億ドル)
・米・4月FHFA住宅価格指数:前月比+1.6%(予想:+1.4%、3月:+1.6%←+1.5%)
・米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+21.23%(予想:+21.05%、3月:+21.15%←+21.17%)
・米・6月リッチモンド連銀製造業指数:-19(予想:-7、5月:-9)
・米・6月消費者信頼感指数:98.7(予想:100.0、5月:103.2←106.4)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は135.61-136.38円のレンジ

・市場では月末・期末に向けてのドル需要の高まりが意識された

・米10年債債利回りが一時3.25%台まで上昇しことでドル買い優勢に

・弱い米経済指標結果を受け米国株は軟調推移に

・VIX指数は26.95から28.36へ上昇

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