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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 不調な米2・5年債入札受け金利上昇によるドル買い!

  • 2022/06/28
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州株高を背景に、下げ幅を縮小し前週末比小幅安の135.00円台でドルが底堅く推移した。なお、米長期金利は3.16%台に上昇した。135円台前半で戻り売りに押されると、上げ渋る展開になった。ただ、米長期金利が上昇地合いを維持する中、下押しは限定的となった。米長期金利が3.17%近辺に上昇となったことを受け、ドル/円は135.00円台でドルが底堅く推移した。欧州市場中盤の取引では、米長期金利が3.18%近辺に上昇、独長期金利も上昇幅を拡大したことを受け円売りが優勢になった。一方、長期金利の上昇を背景に欧州株やNYダウ先物は上昇幅を縮小した。

 

米長期金利が3.21%手前まで上げ幅を拡大したことを背景に135.55円まで上値を伸ばした。5月米耐久財受注額が予想を上回ったが反応は限られた。米長期金利が上昇幅を縮めたことや、米国株の失速が相場の重しになった。米2年債入札低調で長期金利が上昇するとドル買いが強まった。NY原油先物が前週末比で約2.5%高まで上げ幅を広げ、それを受けてカナダドル/円が上昇すると、つれる形でドル買いが継続した。その後、米5年債入札も低調だったことで、米長期金利上昇に伴うドル買いにじり高が続いた。

 

★欧米主要経済指標

・米・5月耐久財受注速報値:前月比+0.7%(予想:+0.1%、4月:+0.4%←+0.5%)・米・5月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.7%(予想:+0.3%、4月:+0.2%←+0.4%)
・米・5月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.8%(予想:%、4月:+0.8%)
・米・5月中古住宅販売成約指数:前月比+0.7%(予想:-4.0%、4月:-4.0%←-3.9%)
・米・6月ダラス連銀製造業活動指数:-17.7 (予想:-6.5、5月:-7.3)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は134.91-135.55円のレンジ

・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは売りが優勢

・ロンドンのフィキシングに向けたユーロ買いフローが観測

・2・5年債入札が低調な結果となると債券売りが強まった

・金利が上昇するとハイテク株中心に売られた

・VIX指数は27.23から26.95へ低下

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