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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 パウエルFRB議長発言で売り買い交錯!

  • 2022/06/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、前日の逆パターンで欧州株が全面安で推移、米長期金利も3.22%台に低下となる中、リスク回避の動きに円が反発した。なお、独DAX指数は2.3%安に大幅反落となった。欧州市場では、米長期金利が3.21%台に低下幅を広げたことを背景に、戻りは鈍く、136.20円前後でもみ合い商状が継続した。株安・原油安が持続する中、米長期金利が3.20%台に低下すると調整売りに押されドルは再軟化した。日米金融政策の方向性の違いが一段と明確になる中、一巡後は押し目買いが優勢となり136.20円付近まで持ち直した。

 

米長期金利が3.14%台まで低下したほか、パウエルFRB議長の議会証言を前に持ち高調整の動きも重なった。パウエルFRB議長発言では、前週のFOMC後の記者会見で語った内容とほぼ同じだったことから、相場の反応は限られた。景気後退の可能性は巡るパウエル議長発言でドルの売買が交錯した。米長期金利は3.12%まで低下後、3.16%まで上昇した。クロス円の上昇に連れたドル買いが入ると下げ渋った。360ドル超下落したNYダウが一時上げに転じるなど、米国株相場が底堅く推移したことも相場を支えた。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・6月消費者信頼感指数速報値:‐23.6(予想:-20.5、5月:-21.1)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は135.65-136.43円のレンジ

・5月英CPIが統計を遡れる1989年以降で最大

・欧州の長期金利が大幅に低下したことがユーロの重し

・パウエル議長発言ではタカ派的なサプライズはなかった

・VIX指数は30.19から28.95へ低下

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