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日経225の中期トレンドでは三角持ち合い下限の下抜け!

  • 2022/06/22
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★日経225の中期トレンドを示す週足では、9月17日週の高値29,960.93円を起点として11月19日高値29,960.93円を結んだトレンドライン(R1)と3月11日週の安値24,681.74円を起点として5月13日週の安値25,688.11円を結んだトレンドライン(S1)で形成している三角持ち合いから下抜けして下押しバイアスが強まる展開になった。

ただ、下ヒゲを残して戻り基調となってきており、S1がレジスタンスとして意識されいることで上抜け出来るかが焦点になる。

各SMAでは、13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)は緩やかに下向きとなっており、上から52週SMA⇒26週SMA⇒13週SMAの順番になっていることで、中期トレンドでは下落基調が継続していることを示している。一方、200週SMA(紫線)は緩やかに上向きを維持していることから、下押しの際はサポートとして意識されやすい。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることで、現状は下落基調となっている。

6月10日週には三角持ち合い上抜けしたものの52週SMAがレジスタンスとして意識されたことで、一転して下押しバイアスが強まり今週は下抜けする展開になった。下落トレンドが継続していることから、S1を回復出来るかが重要なポイントになる。上抜け出来ない場合は、3月11日週安値24,681.74円や200週SMAの24,532.92円が下値目処として意識される。

 

 

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