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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 FOMC結果とFRB議長会見受けドル乱高下!

  • 2022/06/16
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引の取引では、米FOMCの結果公表に注目が集まる中、不安定な地合いが続いた。イタリア株を中心に欧州株価指数が全面高で推移する中、リスク選好によるドル安地合いが持続した。米長期金利が一時3.38%割れまで低下するのを眺め、上値の重い値動きとなった。米長期金利が3.36%台まで低下したことを眺め、ドル売りが優勢になった。足もとでドル高が進んでいたこともあり、米FOMCを控えた持ち高調整の動きも進んだ。

 

米5月小売売上高が前月比-0.3%と予想の同+0.1%を下回り、米6月NY連銀製造業景況指数は-1.2と予想の+2.3をそれぞれ下回り米景気先行き不透明感にややドルが売られ気味で弱含みで推移した。一時134.80円付近まで上昇したものの、134.40円付近まで押し戻され戻りの鈍い展開となった。米FOMCの結果公表をこの後に控えて134円台半ばで動いづらい状況となった。米FOMCで、金利見通しで中央値を前回3月の1.9%から3.4%まで大幅に引き上げたことにドル買いで反応した。パウエルFRB議長が『0.75%の利上げが一般的になるとは予想しない』など発言すると、米金利低下とともにドル売りが活発化した。過度な早期利上げ観測後退から米中長期金利が大幅低下する中、ドル売りの流れが継続した。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・4月鉱工業生産:前月比+0.4%(予想:+0.5%、3月:-1.4%←-1.8%)
・ユーロ圏・4月貿易収支:-324億ユーロ(3月:-164億ユーロ)

 

 

・米・6月NAHB住宅市場指数:67(予想:67、5月:69)
・米・4月企業在庫:前月比+1.2%(予想:+1.2%、3月:+2.4%←+2.0%)
・米・5月小売売上高:前月比-0.3%(予想:+0.1%、4月:+0.7%←+0.9%)
・米・5月小売売上高(自動車除く):前月比+0.5%(予想:+0.7%、4月:+0.4%←+0.6%)
・米・5月小売売上高(自動車・建材除く):前月比+0.0%(予想:+0.3%、4月:+0.5%←+1.0%)
・米・6月NY連銀製造業景気指数:-1.2(予想:2.5、4月:-11.6)
・米・5月輸入物価指数:前月比+0.6%(予想:+1.1%、4月:+0.4%←0.0%)

・米・4月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+877億ドル(3月:+231億ドル)
・米・4月対米証券投資全体:+13億ドル(3月:+1087億ドル←+1492億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は133.48-134.91円のレンジ

・米FOMCではFF金利の誘導目標を1.50-1.75%に引き上げを決定

・パウエル議長の会見では警戒したほどの発言ではなく米金利低下でドル売り

・米10年債利回りはFOMC直後に付けた3.44%から3.27%台まで急低下

・VIX指数は32.69から29.62へ低下

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