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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米金融引き締め加速との思惑からドル買い!

  • 2022/06/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が乱高下地合いの中で3.3%を割り込み一時3.26%台に急低下となったことを受け、ドル売り戻しが優勢となり、134円台前半にドルが軟調となった。ユーロやスイスフランに対するドル売りの影響で、134.02円前後までじり安となった。欧州主要株価指数が全面安で推移、米長期金利が3.3%割れに再低下となる中、134.10円台で神経質にもみ合う展開になった。その後は、134円大台割れにしたことで反発し、134円台前半で下げ渋った。

 

株安を手掛かりにした円買いの動きが一服したことで下値を切り上げた。なお、5月米生産者物価指数(PPI)はやや市場を下回る結果となったが、相場への影響は一時的となった。米長期金利が3.41%台まで上昇幅を拡大したことが支えになり、ドル買いが優勢になった。市場ではFRBが6月、7月のFOMCで0.75%の利上げに踏み切るとの見通しを強めた。米長期金利が3.45%台と2011年4月以来の高水準をつけたことを背景にドル買いが優勢になった。米長期金利が3.48%台まで上昇幅を拡大したことに連れドル買いが加速した。

 

★欧米主要経済指標

・独・6月ZEW景気期待指数:-28.0(予想:-26.8、5月:-34.3)

 

・米・5月生産者物価指数:前月比+0.8%(予想:+0.8%、4月:+0.4%←+0.5%)
・米・5月生産者物価コア指数:前月比+0.5%(予想:+0.6%、4月:+0.2%←+0.4%)
・米・5月生産者物価指数:前年比+10.8%(予想:+10.9%、4月:+10.9%←+11.0%)
・米・5月生産者物価コア指数:前年比+8.3%(予想:+8.6%、4月:+8.8%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は134.02-135.45円のレンジ

・米金融引き締めが加速するとの見方が円強くドル買い優勢

・6月FOMCで0.75%の利上げを予想する声が増加

・米JPモルガン・チェースのエコノミストなどは0.75%の利上げに修正

・米10年債利回りが一時3.4965%前後と2011年4月来の高水準

・VIX指数は34.02から32.69へ低下

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