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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米金利上昇でドル買い優勢に!
- 2022/06/14
- NYタイム
★欧州市場序盤の取引では、イタリア株を中心に欧州主要株価指数が全面安で推移する中、前日比小幅高高水準にドルが下押しした。なお、米長期金利は一時3.24%台に続伸、NYダウ先物は500ドル超安に下げ幅を拡大した。独・仏・伊の株価指数が2%超安に下げ幅を拡大したことを受け、リスク回避によるドル高・円高地合いが持続した。一時134.10円台まで弱含んだが、下げ一服でドル買い戻しとなった。欧州株式市場で主要指数は総じて大幅安、米株先物は下げ幅を拡大した。下げたところでのドル買い意欲が依然として強く、米長期金利が再び3.24%まで上昇したことも後押しされ買い戻された。
NY外為市場では株安に連れた回避の円買いが加速した。インフレ加速と積極的な金融引き締めへの懸念から、株価が軟調に推移しるとリスク回避の円買いが優勢になった。米長期金利が3.32%台まで上昇幅を拡大する動きを見せつけるとつれる形でドルは水準を切り上げた。米長期金利が3.35%台まで上昇幅を拡大したことを背景にショートカバーの動きとなり、ドルの買い戻しが続いた。米2・10年債利回りがいずれも20bp以上の大幅上昇となったことが引き続い支えに戻り基調が継続した。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は133.55-134.77円のレンジ
・ポンド/ドルは2020年5月以来約2年1ヵ月ぶりの安値更新
・米FRBが金融引き締めを加速するとの警戒感
・14-15日に開く米FOMCで0.75%の利上げを予想する声も
・債券売りが加速すると一時3.4365%前後へ上昇
・VIX指数は27.75から34.02へ上昇