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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利低下でドル売りやや優勢!

  • 2022/06/08
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が小幅低下に転じたことに連れ、戻り売りに押されたが、ドル押し目買い根強く132円台後半と20年ぶりドル高値圏でもみ合いとなった。なお、欧州主要株価指数は軟調に取引を開始した。欧州市場では、132.60円台とほぼ変わらずの値動きとなった。米長期金利がじり安となり、ドルへの下押し圧力がかかりやすかった。日米の金融政策のスタンスの違いで下げづらかった。中盤では、NY勢の本格参入を控え、132.73円近辺でのもみ合い商状を継続した。なお、政府高官からの円安けん制などの発言には目立った反応は見られなった。

 

米長期金利が3.03%台から3.0%付近まで低下すると132.50円台まで下押しした。世銀が今年の世界成長率の下方修正が意識され米長期金利が2.98%台までてかすると、ドル売り円買いが優勢になった。米長期金利が2.96%台まで低下したことを手掛かりに一時132.31円付近まで弱含んだ。米長期金利が低下幅を縮小したほか、NYダウなどがプラス圏を回復したことでドルの買い戻しが入った。米国株が底堅く推移していることも支えとなり、132.50円台で徐々に値動きが細った。

 

★欧米主要経済指標

・英・5月サービス業PMI改定値:53.4(予想値:51.8)

・米・4月貿易収支:-871億ドル(予想:-895億ドル、3月:-1077億ドル←-1098億ドル)
・米・4月消費者信用残高:+380.69億ドル(予想:+350.00億ドル、3月:+473.40億ドル←+524.35億ドル)
・カナダ・4月貿易収支:+15.0億加ドル(予想:+28.0億加ドル、3月:+22.8億加ドル←+24.9億加ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は132.32-89円のレンジ

・9日のECB定例理事会を前にポジション調整のユーロ売り

・日米金融政策の方向性の違いから円売りは根強い

・NYタイムに入ると米長期金利の低下に伴うドル売り優勢

・市場でインフレは最悪期を脱したとの見方が浮上

・VIX指数は25.07から24.02へ低下

 

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