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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル買い優勢に!

  • 2022/06/01
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引の取引では、米長期金利が2.8%近辺に上昇幅を縮小、NYダウ先物も軟調に推移する中、持ち高調整の動きにより円買戻しが優勢になった。なお、欧州主要株価指数はたかやすまちまちだった。米長期金利が2.83%近辺で底堅さを維持したことにドルが支援された。英米欧の長期金利上昇を背景に、円買い戻しの動きも一巡で127.90円近辺でドルが底堅く推移した。為替市場では、米長期金利が2.86%台まで上げ幅を拡大したことも手掛かりに、ドルが全面高の流れとなった。米長期金利が上げ幅を拡大した動きに伴い、ドル買いが継続した。

 

5月米シカゴPMIが60.3と予想を上回ったうえ、5月米消費者信頼感指数も強い内容となったことを受けドル買いが再開した。一目均衡表基準線が位置する128.86円近辺や19日の高値128.95円がレジスタンスとして意識されると、やや上値が重くなった。目先は米株安などを受けてドル/円は上昇一服から調整の動きで上値が抑えられる展開となった。米長期金利が2.835%前後までじわりと低下したことは重しとなったが、クロス円の円安推移が支えとなり小幅に水準を回復した。

 

★欧米主要経済指標

・独・5月失業率:5.0%(予想:5.0%)
・英・4月住宅ローン承認件数:6.6万件(予想:7.05万件)
・ユーロ圏・5月消費者物価指数速報値:前年比+8.1%(予想+7.8%)
・ユーロ圏・5月消費者物価コア指数速報値:前年比+3.8%(予想+3.6%)

 

・米・3月FHFA住宅価格指数:前月比+1.5%(予想:+2.0%、2月:+1.9%←+2.1%)
・米・3月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+21.17%(予想:+20.00%、2月:+20.26%←+20.20%)
・米・5月シカゴ購買部協会景気指数:60.3(予想:55.0、4月:56.4)
・米・5月消費者信頼感指数:106.4(予想:103.6、4月:108.6←107.3)
・米・5月ダラス連銀製造業活動指数:-7.3(予想:1.5、4月:1.1)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は127.63-128.89円のレンジ

・EUがロシア産石油の禁輸で合意でインフレ懸念が再燃

・OPECが生産協定からロシアを排除することを検討

・米長期金利が2.87%台まで上昇したことも円売り材料

・一目均衡表基準線128.86円付近や10日高値128.95円がレジスタンス

・月末のロンドンのフィキシングに絡んだユーロ買いフロー

・VIX指数は26.54から26.19へ低下

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