★日経225は、前日の米国株の上昇に連れて朝方から買いが優勢になった。そのため、前日までレジスタンスとして意識されていた25日SMA（青線）26,727.75円や75日SAM（緑線）26,822.70円を上抜ける展開になった。しかし、徐々に上値が重くなり前場引けでは75日SMA近辺まで上げ幅を縮小している。。

上値レジスタンスとしては、3月25日高値28,338.81円を起点として4月21日高値27,580.64円を結んだトレンドライン（R1）も上値の重しとして意識されている。

上向きの5日SMAが10日SMAとゴールデンクロス寸前となっており、短期的には上昇基調は継続している。また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）も％DがSlow％Dを上抜け両線とも上向きを維持していることから、戻り基調が継続している。

本日の後場からの注目点は、75日SMAや25日SMAを維持出来るかが焦点となる。維持出来るようなら、今晩の欧米株価市場動向次第ではあるが、レジスタンスとして意識されているR1の上抜けトライとなりやすい。一方で、下抜けして終了するようなら明日以降の上値の重さが意識される。

相場の節目にあることから、本日の終了時での値位置が重要ポイントになる。