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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル買い優勢に!

  • 2022/05/06
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が一時2.97%台に上昇となったことを受け、ドルが主要通貨に対して堅調に取引された。なお、欧州主要株価指数は全面高で推移した。前日2.60%割れまで一時低下した米2年債利回りが2.72%手前まで上げ幅を広げるなど、米金利の上昇が支えとなりじり高となった。欧州市場では米長期金利は戻り鈍く、ドル買いは一旦収束した。米中長期債利回りを眺めながらの動きとなり、上昇幅縮小で下押すも、再び拡大するとドルが持ち直す展開となった。

 

新規失業保険申請件数が市場予想を上回り米雇用情勢の悪化が示唆されるとドルの買い戻しも一服した。米長期金利が3.0483%前後と2018年11月以来約3年半ぶりの高水準を付けると全般ドル買いが先行した。前日パウエル米FRB議長が消極的な姿勢を示した次回会合での0.75%の大幅利上げに対して短期金利市場では再び織り込むなど、米金利高・ドル高の流れが根強かった。米長期金利が3.06%付近まで上昇幅を縮める動きとなったため、ドル買いの勢いは一旦落ち着いた。NYダウが1300ドル安となると、リスク回避の円買いが優勢になった。

 

★欧米主要経済指標

・英・4月S&Pグローバル/CIPSサービス業PMI改定値:58.9(予想:58.3)

 

・米・先週分新規失業保険申請件数:+20万件(予想:18.0万件、前回:18.1万件←18.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:138.4万人(予想:140.0人、前回:140.3万人←140.8万人)

・米1-3月期単位人件費:前期比+11.6%(予想+10.0%、10-12月期+1.0%←+0.9%)
・米・1-3月期非農業部門労働生産性:前期比‐7.5%(予想:-5.3%、10-12月期:+6.3%←+6.6%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は129.46-130.55円のレンジ

・英中銀は政策金利を0.75%から1.00%に引き上げ

・米10年債利回りが3.1057%前後と18年11月以来の高水準

・米短期金利先物市場で6月のFOMCで0.75%利上げ確率が約75%へ

・NYダウの下げ幅を一時1300ドルを超えた

・VIX指数は25.42から31.20へ上昇

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