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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 対ユーロ中心に全般ドル高!

  • 2022/04/28
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が2.78%台に上昇、NYダウ先物も300ドル超高に反発となる中、円売りが優勢の展開になった。なお、欧州主要株価指数は高安まちまちの展開。米長期金利が2.75%台に上昇幅を縮小したことを背景に、127.80円近辺で推移した。欧州市場では128円台の売りが意識され、上値の重さが目立った。ロシアが、ルーブルで支払わない買い手へのガス供給を遮断する予定と一部通信社が伝わると、欧州経済への悪影響も懸念される状況となった。ドル/円は藻いあいながらNYタイムを待つ状態となった。

 

NYダウ先物上昇と米長期金利が2.73%まで上昇したことで128円台を回復した。対ユーロ中心に全般ドル高が進んだ流れに沿って円売り・ドル買いが先行した。米長期金利の上昇も相場のドル買いの支援材料となった。一時128.59円まで高値を更新したものの、その後は米長期金利の上昇が一服した影響もあり、128.20円台までやや伸び悩んだ。低調な5年債入札結果を受けて、米長期金利が2.80%近くで推移したことでドルの買い戻しがやや優勢になった。NY時間の午後に入って次第に動意は乏しくなり128.30円を挟んでもみ合いとなった。

 

★欧米主要経済指標

・米・3月卸売在庫速報値:前月比+2.3%(予想:+1.5%、2月:+2.6%←+2.5%)
・米・3月前渡商品貿易収支:-1253億ドル(予想:-1050億ドル、2月:-1063億ドル←-1066億ドル)
・米・3月中古住宅販売成約指数:前月比-1.2%(予想:-1.0%、2月:-4.0%←-4.1%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は127.73-128.59円のレンジ

・エネルギー供給不安からユーロ圏経済の不確実性が意識

・ロシア産ガスへの依存度の高いドイツの反応に注目

・中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道でリスク選好

・米長期金利の上昇がドルの支援材料

・VIX指数は33.52から31.60へ低下

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