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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 欧州市場では円売りポジション解消の動き!

  • 2022/04/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、前日に強まったリスク回避の流れが持続した。127円後半で上値の重い動きとなった。なお、欧州主要株価指数は上昇幅を縮小した。株価の下落と米債金利の低下を背景に前日の欧米市場で128円台を割り込んだものの、127円台でのドル押し目買い圧力が根強く、128円を挟み不安定な上下動が続いた。ドイツと米国長期金利が低下となったことを受け、ドル/円は小幅な値動きながらドル安地合いが持続した。なお、欧州主要株価指数は全面高で推移、NYダウ先物は118ドル安に反落した。米長期金利が2.76%まで多いく低下しているほか、欧州通貨のクロス円を中心に円買い圧力が高まっている影響も受けた。

 

特段ニュースは伝わらなかったが、日銀金融政策決定会合を控え円売りポジションを一旦解消する動きが幅広い通貨に対して広がった。米長期金利が2.73%台まで低下したことを受けて円買い・ドル売りが先行した。米株が下落したことも相場の重石になった。節目の127.00円や19日の安値126.98円が目先のサポートとして意識されると売りも一服した。米長期金利が2.72%台から2.76%台まで低下幅を縮小したことを眺め買い戻しが入った。米長期金利の低下幅縮小とともにドル買いが進む中、127.60円台まで下値を切り上げた。

 

★欧米主要経済指標

・米・3月耐久財受注速報値:前月比+0.8%(予想:+1.0%、2月:-1.7%←-2.1%)
・米・3月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+1.1%(予想:+0.6%、2月:-0.5%←-0.6%)
・米・3月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.5%、2月:+0.2%←+0.3%)
・米・2月FHFA住宅価格指数:前月比+2.1%(予想:+1.5%、1月:+1.6%)
・米・2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+20.20%(予想:+19.20%、1月:+18.94%←+19.10%)
・米・4月リッチモンド連銀製造業指数:14(予想:9、3月:13)
・米・4月消費者信頼感指数:107.3(予想:108.2、3月:107.6←107.2)
・米・3月新築住宅販売件数:76.3万戸(予想:76.8万戸、2月:83.5万戸←77.2万戸)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は126.98-128.04円のレンジ

・中国を中心に世界景気の先行き不透明感高まる

・ウクライナ情勢を巡る懸念も引き続きユーロの重石

・米経済指標は強弱入り混じる結果

・米長期金利が一時2.73%台まで低下を受け円買い

・NYダウが一時810ドル超下落すると円買い優勢

・VIX指数は27.02から33.52へ上昇

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