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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ドル/円は利益確定目的売り優勢!

  • 2022/04/21
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、不安定な地合いの中、ドルは下げ幅を縮小し128.70円近辺で売り買いが交錯した。なお、欧州主要株価指数は小幅高となった。一時2.97%台まで上昇した米長期金利が2.89%台まで低下したことが手がかりにドル売りが散見された。欧州市場では、米長期金利の低下を背景に円買い戻しが進行し128.00円台を割り込み日中安値を更新した。G20を控え、ドル/円に調整の売りや利食い売りが入った。なお、欧州主要株価指数は全面高となった。米長期金利の低下が一服したことで、一時回復する場面もあったが、買いの勢いも続かなかった。

 

NY勢参入後は買い戻しが進み、127円台後半でしばらくもみ合った後、128.20円台まで下値を切り上げた。米3月中古住宅販売件数が市場予想を下回り、20年5月来で最低となったことで、ドル売りがやや優勢になった。NY市場ではドルは米金利の低下や、買い疲れ感などに軟調に推移した。ドル/円相場は上昇が一段落したため、オプション買いも後退した。パンデミック発生直後の2020年4月来の高水準から低下した。その後は、2月時点より倍率が上昇した20年債入札後に米金利が低下した。20年債は一時3.054%前後、10年債は2.82%割れまで利回りを下げた。ドル/円の反応は大きくなかったものの、やや上値が重かった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・2月鉱工業生産:前月比+0.7%(予想:+0.7%、1月:-0.7%←0.0%)
・ユーロ圏・2月貿易収支:-76億ユーロ(1月:-272億ユーロ)

 

・米・3月中古住宅販売件数:577万戸(予想:577万戸、2月:593万戸←602万戸)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は127.42-128.74円のレンジ

・ドル/円は欧州市場で利益確定目的の売りが優勢

・G20 財務・中央銀行総裁会議を控えたポジション調整売り

・20年債入札が『好調』と受け止められ長期金利低下

・VIX指数は21.37から20.32へ低下

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