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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドルはじり高!
- 2022/04/19
- NYタイム
★欧州主要国がイースターマンデーで休場のため、閑散取引の中、米債金利の上昇に支えられドルは主要通貨に対して底堅く取引された。欧州市場では、米長期金利の上昇一服とNYダウ先物が軟調地合いとなり、126.60円付近とほぼ変わらずの値動きが継続した。欧州市場がほぼ休場のため、126円台半ばでの小動きが続いた。一時2.88%近辺まで上昇していた米長期金利が2.82%後半まで低下し、上げ幅をほぼ吐き出し、ややドル売りの動きも見られた。
21日に開催される国際通貨基金(IMF)の世界経済に関する討論会にパウエル米FRB議長が参加予定で、積極的な引き締めを再表明するとの思惑にドル買いが先行した。米長期金利が上昇に転じたことで円売り・ドル買いが小幅に出たものの、欧州市場が休場で閑散取引の中、値動きは限定的だった。米長期金利が2.86%台まで持ち直す中一時126.97円と2002年5月以来の127円台回復に迫った。ドル/円上昇の勢いも一巡したが、小幅に上値を伸ばすなど高値圏を維持した。
★欧米主要経済指標
・米・4月NAHB住宅市場指数:77(予想:77、3月:79)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は126.43-127.00円のレンジ
・欧州市場がイースターマンデーの休場で閑散取引
・米FRBが金融引き締めを積極的に進めるとの見方が意識
・米10年債利回りは一時2.8795%と2018年12月以来の水準
・米主要企業の決算発表を前に様子見ムード強まる
・VIX指数は22.70から22.17へ低下