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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 良好な米経済指標受けドル買い優勢!

  • 2022/04/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧米市場序盤の取引では、欧州勢参入後に125.90円付近へ下値を広げたが、米長期金利が下げ渋るに連れて125.40円付近に持ち直した。なお、欧州主要株価指数は高安まちまち、米長期金利は2.67%近辺で推移した。欧州市場ではイースター休暇を控え全般的にドルの戻りは鈍かった。ECB理事会の政策決定を前に欧州株式市場で主要指数はプラスに転じ、やや円売りに振れやすい地合いだった。

 

米3月小売売上高が予想を下回ったものの、2月分が上方修正されたほかコア指数は予想より強かったことでドル買いが強まった。また、失業保険継続受給者数が前回から減少したこともドル買い要因となった。4月米消費者態度指数が予想を上回ったほか、2月米企業在庫も予想比上振れしたことで、米金利の上昇をながめながらドル買いが強まった。ラガルドECB総裁が資産買い入れ後の利上げについて『数カ月後になる可能性がある』との見方を示すと、早期利上げ観測が後退しユーロ売りが強まると、円に対してもドル買いが強まった。その後も、米金利高を背景としたドル買いが継続した。126円台は回復出来なかったものの下押し幅も限定された。米長期金利は一時2.82%手前まで上昇した。聖金曜日の祝日(グッドフライデー)を明日に控えてポジション調整の動きが中心となった。米金利高に支えられ、地合いは強いままだった。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:+18.5万件(予想:17.0万件、前回:16.7万件←16.6万件)
・米・失業保険継続受給者数:147.5万人(予想:150.0万人、前回:152.3万人)
・米・3月小売売上高:前月比+0.5%(予想:+0.6%、2月:+0.8%←+0.3%)
・米・3月小売売上高(自動車除く):前月比+1.1%(予想:+1.0%、2月:+0.6%←+0.2%)
・米・3月輸入物価指数:前月比+2.6%(予想:+2.3%、2月:+1.6%←+1.4%)
・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:65.7(予想:59.0、3月:59.4)
・米・4月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:5.4%(予想5.6%、3月:5.4%)
・米・4月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.0%(3月:3.0%)
・米・2月企業在庫:前月比+1.5%(予想:+1.3%、1月:+1.3%←+1.1%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は125.04-126.01円のレンジ

・ECBは定例理事会で政策金利の据え置きを決定

・ECBによる早期利上げ観測が後退しユーロ売り強まる

・良好な米経済指標受け米長期金利上昇でドル買い優勢

・NY午後になると休暇を前にポジション調整の動きが中心

・米長期金利上昇でハイテク株に売りが強まる

・VIX指数は21.82から22.70へ上昇

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