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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ロンドンフィキシングに絡んだドル売り!

  • 2022/04/01
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧米市場序盤の取引では、全般的なドル高圧力が持続する中、ドルは急反発つなった後、前日NY市場終値水準で売り買いが交錯した。なお、欧州主要株価指数は高安まちまちとなった。米長期金利が2.34%近辺に持ち直したことを背景に、ドルが反発となった後、121.90円台でもみ合い推移した。市場では、日銀が公表した4-6月期の国債買い入れ予定で中長期債の買い入れ増額を発表したことも円売り要因となった。ウクライナ和平への期待感で大きく値を上げた分、調子の売りが強まった。流動性が悪い中で方向感のない値動きが続いた。

 

米インフレ指標が発表され、2月米個人消費支出(PCE)は予想を下回ったが、引き続き方向感がない展開が継続した。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったほか、ロンドンフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された。米長期金利が低下幅を縮小する動きとなったことでドル/円の下支えとなった。121.24円を安値に下げ渋るも戻りは鈍く、121円半ばで動きが鈍った。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・2月失業率:6.8%(予想:6.7%、1月:6.9%←6.8%)

 

・米・先週分新規失業保険申請件数:+20.2万件(予想:19.6万件、前回:18.8万件←18.7万件)・米・失業保険継続受給者数:130.7万人(予想:134.0万人、前回:134.2万人←135.0万人)
・米・2月コアPCE価格指数:前年比+5.4%(予想:+5.5%、1月:+5.2%)
・米・2月個人所得:前月比+0.5%(予想:+0.5%、1月:+0.1%←0.0%)
・米・2月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.5%、1月:+2.7%←+2.1%)
・米・3月シカゴ購買部協会景気指数:62.9(予想:57.0、2月:56.3)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は121.24-122.21円のレンジ

・ロシア産天然ガスの取引代金をルーブルで支払うよう命じる

・月末・期末のロンドンのフィキシングに絡んだドル売り

・米2月PCEコアデフレーターは前年比5.4%上昇と1983年来の伸び

・米国株は月末・期末を迎えて利益確定目的の売り優勢

・VIX指数は19.33から20.56へ上昇

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