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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利低下でドル売り優勢に!

  • 2022/03/01
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州勢参入後は、日本時間早朝の乱高下から落ち着きを取り戻し、115.50円前後でもみ合いとなった。なお、欧州種欧株価指数は軟調に取引をスタートした。欧米株価指数が大幅安となったものの、ドル/円は115.50円台で底堅く推移した。ロシアとウクライナの協議を見極める展開となり、狭いレンジ内で推移した。

 

ロシアとウクライナとの停戦交渉の結果待ちで動意に乏しい展開が続いた。米1月前渡商品貿易赤字拡大、卸売在庫速報値は予想を下振れたことでドルはじり安となった。ただ、「ウクライナとロシアとの停戦協議が開始された」との報道が流れたこともあり、市場はこの協議の進展が判明するまでは動き難い状態だった。日中安値を更新する動きから調整の動きが意識されドルは買い戻された。しかし、リスク回避の動きから米金利が低下していることで上値の重い展開が続いた。米長期金利が1.85%台まで低下したほか、一時プラス圏に回復したナスダック総合などが再びマイナスに戻すなど、米国株式市場が弱含んだことも円買いを進めた。

 

★欧米主要経済指標

・米・1月卸売在庫速報値:前月比+0.8%(予想+1.3%、11月:+2.3%←+2.2%)・米・1月前渡商品貿易収支:‐1076億ドル(予想‐995億ドル、12月:-1005億ドル←‐1010億ドル)・カナダ・10-12月期経常収支:‐8億加ドル(予想:+22億加ドル、7-9月期:+13.7億加ドル)
・米・2月シカゴ購買部協会景気指数:56.3(予想:62.3、1月:65.2)・米・2月ダラス連銀製造業活動指数:14.0(予想4.3 1月:2.0)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は114.82-115.64円のレンジ

・ロシア中銀が政策金利を9.5%から20.0%に引き上げを発表

・欧米諸国がロシアへの経済制裁で世界経済の先行き不透明感が強まる

・ウクライナとロシアの停戦交渉は次回協議が再開される見通し

・米長期金利が1.85%台まで低下したことが相場の重石

・VIX指数は27.59から30.15へ上昇

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