★日経225のボリンジャーバンド（パラメータ：21、±1σ、±2σ、±3σ）の日足では、下落基調が強く±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションの様相となっている。

本日は戻り基調となっているが、プラス3σが外側に拡張しており横ばいから内側に入ってくるまでは、下押しバイアスが強いことを示している。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％DとSlow％Dは売られ過ぎ過熱感が出ているものの、両線とも緩やかに下向きとなっていることで下落基調が継続していることを示している。

このところの下落基調から、押し目買いが入りやすい地合いとなっている。また、昨日の空売り比率が52.9%と昨年10月28日の54.2％に次ぐ空売り比率となっていたことで、高水準から朝方は買い戻しが入りやすい地合いとなっている。手仕舞いの買い戻し一巡後の動きには注意が必要となる。

日経225の下げ止まり反発が意識される兆候としては、プラス3σの動きがポイントになる。そして、本格回復するときにはマイナス3σも横ばいから内向きに入ってくると回復基調が進みやすい。