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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 低調な8月米CPI受けドル売り優勢!

  • 2021/09/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧米市場序盤の取引では、英雇用統計の結果を受け、英長期金利が上昇幅を広げるに連れてポンド買いが優勢になった。対欧州通貨中心にドル売りが進んだ流れに沿って円買いがやや優勢になった。NYダウ先物が50ドル高に持ち直し、米長期金利も1.34%台に上昇となったことを受け、110.00円台を回復した。欧州株式市場は主要指数が高安まちまちとなり、方向感の乏しい展開になった。米長期金利が1.33%後半と前日引け水準を上回って推移するのを眺めると、ドルは全般底堅さを取り戻した。欧州市場中盤では、8月米CPI発表を控え、110.10円前後でもみ合い推移となった。

 

8月米CPIや同コア指数が市場予想を下回る結果となったことを受け、米長期金利の低下とともにドル売りが進んだ。高く始まった米国株が下げに転じると、リスク回避の円買いも優勢になった。米長期金利が1.26%まで低下したことなどを嫌気しドルはじり安となり、上値の重い展開が続いた。NYダウが一時310ドル超下落したことを受けて、リスク回避の円買いが優勢になった。株安によるリスク回避の動きでドルの上値が重い展開になった。もっとも、リスク回避のドル買いも出たことで、下げ幅は限られた。

 

★欧米主要経済指標

・米・8月消費者物価指数:前年比+5.3%(予想:+5.3%、7月:+5.4%)
・米・8月消費者物価コア指数:前年比+4.0%(予想:+4.2%、7月:+4.3%)
・米・8月消費者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.4%、7月:+0.5%)
・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.3%、7月:+0.3%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は109.49-110.16円のレンジ

・8月米CPIが予想より弱い内容となり米長期金利が低下

・インフレの高まりが一過性である可能性が示唆された

・緩和的な米金融政策が当面続くとの見方

・VIX指数は19.37から19.46へ上昇

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