フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドル買い優勢!

  • 2021/09/08
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、スイスを中心にユーロも対円で前日比小幅高水準を底堅く推移一方、資源国通貨は小幅安水準で弱含みとなった。ドル/円は、米長期金利が上昇したことなどを支えに買いが先行したが、110.00円には届かなかった。米長期金利の上昇を手がかりにドル買いに振れたものの、110円付近ではドル売りが強く上値を抑えられた。米長期金利が1.365%近辺で上昇地合いを維持する中、ドルの下押しは限定され109.95円前後でもみ合いとなった。全般ドル高の流れが継続し、110円手前で伸び悩んでいたドル/円も110.03円まで上値を伸ばした。

 

連休明けのNY勢参入後も米長期金利の上昇とドル買いの流れが継続した。米国債相場は入札を控えているほか、中国の輸出入の指標が予想を上回る伸びを見せたため、米長期金利の上昇に伴うドル買いが強まった。米長期金利が1.38%台まで上昇したことでドル買いは継続した。その後、米長期金利が上昇幅を縮めると下押す場面があったが、欧州時から見られたドル高の流れは変わらなかった。米長期金利の上昇は一服したものの、一目均衡表雲の上限110.11円を上抜けしたことでテクニカル的なドル買いも入った。

 

★欧米主要経済指標

・独・9月ZEW景気期待指数:26.5(予想:30.3、8月:40.4)
・ユーロ圏・4-6月期GDP確定値:前年比+14.3%(予想:+13.6%、改定値:+13.6%)
・ユーロ圏・4-6月期GDP確定値:前期比+2.2%(予想:+2.0%、改定値:+2.0%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は109.87-110.32円のレンジ

・ジョンソン英首相が増税計画を発表したことでポンドの重石

・9月独ZEW景況感指数が4ヵ月連続の低下でユーロ売り

・商品相場の下落を受けて資源国通貨の売りが優勢

・米長期金利が1.38%台まで上昇したことでドル買い

・VIX指数は16.41から18.14へ上昇

 

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー